結婚前調査とは?調査内容・料金・相談前に知っておきたいこと

「結婚の話が進んでいるけれど、相手の説明に気になる点がある」

「勤務先や住んでいる場所を詳しく教えてくれないけれど、このまま結婚して大丈夫?」

結婚を考えている相手について、 勤務先、生活状況、金銭問題、 過去の結婚などに疑問があると、 不安を抱えたまま話を進めてよいのか 迷うかもしれません。

ただし、結婚前だからといって、 相手の家族、病歴、借金、交友関係などを、 本人に隠れて自由に調べられるわけではありません。

まずは、何が事実として確認できていて、 どの説明に疑問があるのかを 整理することが大切です。

本人との話し合いや、 本人の同意を得て書類を確認する方法で、 疑問を解消できることもあります。

それでも説明と行動が合わない場合や、 既婚者ではないか、 別の方と生活しているのではないかといった 疑問が残る場合は、 探偵へ行動確認を相談する方法があります。

この記事では、 結婚前調査で確認できる内容、 調べられない情報、料金や期間、 依頼前の注意点を分かりやすくお伝えします。

公開日:2026年7月24日 更新日:2026年7月24日 公的情報の最終確認日:2026年7月24日
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この文章を書いている私は、全国の探偵事務所・興信所を地域から探せる「TORETAN(トレタン)」を運営しています。

結婚前の不安を確認するときは、 「相手について何でも調べたい」と考えるのではなく、 結婚後の生活に関わる疑問を 具体的に整理することが大切です。

たとえば、 「勤務先は本当か」ではなく、 「本人から聞いている勤務時間と、 実際の行動が合っているか」のように、 確認したい事実を絞ります。

この記事では、 本人との話し合いで確認したいこと、 探偵へ相談できる内容、 調べるべきではない情報、 契約前の確認事項まで順番にご案内します。

この記事の結論

先に結論をお伝えします

結婚前調査とは、 結婚を考えている相手について、 説明されている生活状況や行動に疑問がある場合に、 必要な事実を確認するための調査です。

ただし、「結婚前調査」という 全国共通の決まった調査項目や 方法があるわけではありません。

探偵事務所によって、 結婚調査、婚前調査、身辺調査、 素行調査、行動調査などの名称が使われます。

探偵による調査で確認できる可能性がある内容は、 次のとおりです。

  • 特定日の行動
  • 自宅や勤務先への出入り
  • 通勤や移動の状況
  • 立ち寄った場所
  • 接触した相手
  • 誰かと一緒に過ごした時間
  • 頻繁に出入りする住宅
  • 説明されている生活状況と実際の行動の違い
  • 公開されている会社や事業の情報
  • 公開されているSNSやホームページの情報
  • 契約時間内に撮影された写真や動画
  • 複数日の行動パターン

一方で、次の情報を 自由に取得できるわけではありません。

  • 本人の戸籍謄本
  • 住民票
  • 銀行口座
  • 預金残高
  • クレジットカードの利用明細
  • 信用情報
  • LINEやメールの内容
  • パスワードで保護されたアカウント
  • 通話内容
  • 診療記録や病歴
  • 障害に関する情報
  • 思想や信条
  • 出身地域や家系
  • 犯罪歴
  • 他人の住宅へ無断で入って得る情報

戸籍には、婚姻や離婚などの 重要な個人情報が記載されています。

第三者が他人の戸籍証明書を取得するには、 自分の権利を行使するためなどの 正当な理由が必要です。

探偵だから婚約者の戸籍を 自由に取得できるというものではありません。

現在の婚姻状態を確認したい場合は、 本人に確認する理由を説明し、 本人が取得した公的書類を 見せてもらう方法が考えられます。

結婚前調査を考えるときは、 本人との話し合いで確認できることと、 探偵による実地調査が必要なことを分け、 差別やプライバシー侵害につながる調査を 依頼しないことが大切です。

結婚前調査とは?

結婚の判断に必要な疑問を確認する調査

結婚前調査は、 結婚を考えている相手について、 本人から聞いている説明と実際の行動に 違いがないかを確認するために行われる調査です。

相手の人格を評価したり、 「結婚相手として合格か」を 判定したりする調査ではありません。

また、相手の人生を最初から最後まで すべて調べるものでもありません。

探偵による調査では、 特定の日時や場所を決め、 尾行や張り込みなどによって、 契約した時間内の行動を確認します。

  • 説明されている住所から外出した
  • 勤務先と聞いている建物へ入った
  • 特定の方と合流した
  • 飲食店や住宅へ立ち寄った
  • 説明されている時間とは異なる行動をしていた
  • 特定の住宅へ繰り返し出入りしていた

結婚前調査は、 結婚の判断に必要な疑問を絞り、 契約した範囲で事実を確認する調査です。

調査する理由を具体的にする

「結婚して大丈夫な人か調べてほしい」

「隠していることを全部調べてほしい」

このような依頼では、 確認したい内容が分かりません。

調査範囲が広がり、 必要のない調査へ 費用がかかる可能性もあります。

代わりに、 次のように整理しましょう。

  • 勤務先と聞いている建物へ実際に通っているか確認したい
  • 特定の日に誰と会っているか確認したい
  • 説明されている住所で生活しているか確認したい
  • 別の方と生活している可能性を確認したい
  • 毎週連絡が取れなくなる時間帯の行動を確認したい
  • 出張と説明されている日の行動を確認したい
  • 繰り返し金銭を求める理由につながる行動を確認したい

相手について広く調べるのではなく、 結婚後の生活に関わる疑問を 一つずつ整理することが大切です。

結婚前調査・身辺調査・素行調査の違い

調査の名称は、 探偵事務所によって異なります。

全国共通の厳密な分類ではありませんが、 一般的には次のように整理できます。

呼び方 主な内容
結婚前調査 結婚前の疑問を確認する目的で行う調査の総称
婚前調査 結婚前調査とほぼ同じ意味で使われる呼び方
身辺調査 生活状況や周辺情報を広く確認する呼び方
素行調査 特定日の行動、立ち寄り先、接触相手などを確認する
行動調査 対象者の移動や行動を時系列で確認する
浮気調査 配偶者や交際相手と第三者との関係を確認することに目的を絞る
所在調査 現在の居場所や住所につながる情報を確認する

たとえば、結婚相手の勤務後の行動を確認する場合は、 「結婚前調査」という目的で、 「素行調査」や「行動調査」を行うことがあります。

既婚者ではないかという疑問がある場合も、 法的な婚姻状態を直接調べるのではなく、 生活している場所や接触している方などを 実地調査で確認する方法が 提案されることがあります。

調査名だけで判断せず、 何を、いつ、どのような方法で 確認する契約なのかを確認しましょう。

探偵へ依頼する前に本人と確認したいこと

本人との話し合いを飛ばさない

探偵への依頼が必要になる前に、 本人との話し合いで確認できることがあります。

  • 氏名
  • 現在の住所
  • 勤務先
  • 雇用形態
  • 収入と支出
  • 借入れやローン
  • 結婚歴
  • 子どもの有無
  • 結婚後の居住先
  • 家計の分担
  • 親族との関係
  • 結婚後の働き方
  • 金銭を求める理由
  • 保証人や共同名義に関する希望
  • 現在抱えている法的な問題

ただし、相手へ一方的に質問したり、 書類の提出を迫ったりすると、 話し合いが難しくなることがあります。

伝え方の例

「結婚後のお金について一緒に整理したい」

「お互いが安心して結婚できるように確認したい」

なぜ確認する必要があるのかを説明し、 お互いに確認する形を考えましょう。

本人の同意を得て確認する方法

本人が納得している場合は、 次のような資料を一緒に確認する方法があります。

  • 顔写真付きの本人確認書類
  • 本人が取得した独身証明書
  • 在職証明書
  • 給与明細
  • 源泉徴収票
  • 所得証明書
  • 本人が自分で取得した信用情報
  • 借入残高が分かる書類
  • 賃貸借契約書
  • 住宅ローンに関する資料

すべての書類を 提出してもらう必要はありません。

確認する目的に合う資料だけを選び、 コピーや写真を残す場合は、 保管方法や削除時期も話し合いましょう。

戸籍をそのまま求める前に考える

戸籍には、婚姻や離婚だけでなく、 本人や親族に関するさまざまな情報が 記載されることがあります。

「現在独身であるか確認したい」という目的に対して、 戸籍に記載されたすべての情報が 必要とは限りません。

自治体が発行する独身証明書など、 確認したい目的に合う書類を 本人に取得してもらう方法があります。

独身証明書は、 民法第732条の重婚禁止の規定に 抵触しないことを証明する書類です。

申請できる方や利用方法については、 本籍地の自治体へ確認してください。

必要以上に広い情報を求めるのではなく、 何を確認したいのかを先に決めましょう。

結婚前調査で確認できる可能性がある主な10項目

  1. 特定日の行動 契約した日時に、対象者がどこへ行ったのかを確認します。
  2. 自宅や勤務先への出入り 説明されている住所や勤務先の建物へ出入りしているかを確認します。
  3. 通勤や移動の状況 徒歩、電車、車など、対象者の移動方法を確認します。
  4. 立ち寄った場所 飲食店、住宅、宿泊施設、会社などへの出入りを確認します。
  5. 接触した相手 待ち合わせ場所、合流時刻、同行中の行動などを確認します。
  6. 誰かと一緒に過ごした時間 対象者と同行者がどのくらい一緒に行動したかを確認します。
  7. 頻繁に出入りする住宅 複数日の調査で、同じ住宅への継続的な出入りを確認します。
  8. 説明と実際の行動の違い 本人から聞いた予定と、実際に確認できた行動を比べます。
  9. 公開されている情報 会社、事業、SNS、ホームページなどの公開情報を確認します。
  10. 複数日の行動パターン 特定の曜日や時間帯に繰り返される行動を確認します。

1.特定日の行動

契約した日時に、 対象者がどこへ行ったのかを確認します。

たとえば、勤務後、休日、 出張と説明されている日などの行動です。

2.自宅や勤務先への出入り

説明されている住所や勤務先の建物へ、 実際に出入りしているかを確認します。

ただし、建物へ入ったことだけで、 居住契約や雇用契約まで 証明できるとは限りません。

  • 正社員
  • 契約社員
  • 派遣社員
  • 取引先
  • 来訪者
  • 建物内の別会社で働いている方

実地調査だけで、 正確な雇用形態や収入まで 確認できるとは限りません。

3.通勤や移動の状況

  • 徒歩
  • 自転車
  • 電車
  • バス
  • タクシー
  • 同行者の車

対象者が車で移動する場合は、 探偵側にも調査車両が 必要になることがあります。

4.立ち寄った場所

  • 飲食店
  • 商業施設
  • 娯楽施設
  • 住宅
  • 宿泊施設
  • 会社
  • 駐車場

立ち寄った場所だけで、 訪問目的を断定してはいけません。

住宅へ入ったことが分かっても、 住人との関係や訪問理由まで 自動的に分かるわけではありません。

5.接触した相手

  • 待ち合わせ場所
  • 合流した時刻
  • 同行者の外見
  • 同行者の服装
  • 一緒に移動した場所
  • 別れた時刻
  • 別れた場所

姿を確認できても、 氏名や対象者との関係まで 判明するとは限りません。

6.誰かと一緒に過ごした時間

  • 飲食店へ一緒に入った
  • 同じ車へ乗った
  • 買い物をした
  • 同じ住宅へ入った
  • 同じ宿泊施設へ入った
  • 一定時間後に別々に出てきた

確認できるのは行動です。

二人の気持ちや関係については、 確認した行動と分けて考える必要があります。

7.頻繁に出入りする住宅

複数日の調査によって、 対象者が同じ住宅へ繰り返し出入りしていることを 確認できる場合があります。

一人暮らしと説明されている方が、 別の住宅で長時間過ごしている場合などです。

ただし、その住宅に誰が住んでいるか、 対象者がどのような関係で利用しているかまで 分かるとは限りません。

8.説明と実際の行動の違い

  • 出勤していると聞いた日に別の場所へ行っている
  • 出張と聞いている日に普段の生活圏で行動している
  • 一人暮らしと聞いているが、別の住宅へ繰り返し出入りしている
  • 休日出勤と聞いているが、勤務先とは異なる場所へ行っている
  • 一人で過ごすと聞いていた日に、特定の方と会っている

一日の行動だけで、 本人の説明がすべてうそであると 断定しないようにしましょう。

9.公開されている情報

  • 会社や店舗のホームページ
  • 公開されている法人情報
  • 公開されているSNS
  • 一般公開されている経歴
  • 公開されている記事や発表
  • 本人が公開している事業情報

公開情報を確認する場合も、 本人になりすましたり、 別人のアカウントを使ったり、 パスワードを不正に取得したりしてよいわけではありません。

10.複数日の行動パターン

  • 毎週同じ曜日に同じ住宅へ行く
  • 特定の方と定期的に会う
  • 説明されている勤務時間と行動が合わない
  • 特定の時間帯だけ連絡が取れない
  • 平日と休日で生活場所が異なる
  • 決まった曜日だけ帰宅が遅い

一日の調査では、 普段から続いている行動なのか、 たまたま起きた行動なのか 判断しにくいことがあります。

結婚前調査の記録例

結婚前調査では、 確認した行動が時系列で 整理されることがあります。

時刻 確認した内容
8:05 対象者が説明されている住所から外出
8:18 最寄り駅から電車へ乗車
8:52 〇〇駅で下車
9:02 勤務先と聞いている建物へ入る
18:20 同建物から出る
18:35 駅前で同行者と合流
18:48 2名で飲食店へ入る
20:26 飲食店から出る
20:45 2名で住宅へ入る
22:00 契約した終了時刻となり調査終了

※上記は説明用に作成した架空の例です。実際の報告内容、写真、調査時間は、契約や状況によって異なります。

この記録から確認できるのは、 対象者が勤務先と説明されている建物へ出入りし、 その後、同行者と飲食店や住宅へ 入ったという行動です。

一方で、次の内容まで 確認できたとは限りません。

  • 勤務先との雇用関係
  • 雇用形態
  • 収入
  • 同行者の氏名
  • 同行者と対象者の関係
  • 住宅の居住者
  • 住宅内での行動
  • 住宅へ入った目的

結婚前調査では分からないこともある

勤務先との契約関係

建物への出入りを確認できても、 雇用形態や役職までは 分からない場合があります。

接触した方との関係

一緒にいた方が友人、同僚、親族、 交際相手のどれに当たるか 分からないことがあります。

住宅の居住者

対象者が住宅へ入っても、 誰が住んでいるのかまでは 分からない場合があります。

収入や財産

日常の行動だけで、 給与、預金、借入れなどを 正確に確認することはできません。

勤務先との正確な契約関係

建物への出入りを確認できても、 正社員、契約社員、派遣社員、 取引先、来訪者などの違いまで 確認できない場合があります。

勤務先へ通っているように見えることと、 雇用契約の内容が確認できたことは別です。

接触した方との関係

一緒にいた方が、友人、同僚、親族、 取引先、交際相手のどれに当たるか 分からないことがあります。

親しそうに見えたという印象と、 客観的に確認できた行動を分けましょう。

住宅の居住者

対象者が住宅へ入ったことを確認できても、 誰が住んでいるのか、 どのような契約で利用しているのか 分からない場合があります。

表札がある場合でも、 現在の居住者と一致しているとは限りません。

本人の収入や財産

  • 給与
  • 預金残高
  • 保有資産
  • 借入残高
  • クレジットカードの利用状況
  • 不動産の実際の価値
  • 毎月の支出

お金については、 本人との話し合いや、 本人の同意を得た書類確認が基本です。

本人の気持ちや結婚意思

行動を確認できても、 本人が結婚についてどのように考えているかまでは 断定できません。

探偵の調査だけで、 結婚後の相性や幸せを 判断できるわけではありません。

「確認できた事実」と「推測」を分ける

結婚前調査の報告を見るときは、 確認できた事実と、 そこから考えられる可能性を 分けることが大切です。

分類 記載例
本人から聞いた説明 都内の会社で平日に勤務している
確認できた事実 平日の午前9時ごろに会社の建物へ入った
確認できた事実 午後6時ごろに同じ建物から出た
調査員の見解 通勤している可能性が考えられる
依頼者の推測 正社員として勤務していると思う
未確認 雇用形態、役職、収入は分からない
結婚前調査の報告を見るポイントを説明する運営者
トレタンチェック

結婚前調査では、 確認できた行動と、 そこから考えられる可能性を 分けることが大切です。

勤務先と聞いている建物へ入ったことが確認できても、 雇用形態や収入まで 証明されたわけではありません。

報告書を見るときは、 確認できた事実、調査員の見解、 依頼者の推測、まだ分からないことを 分けましょう。

結婚前調査が考えられる主なケース

氏名や生活状況の説明が変わる

  • 氏名の表記が何度も変わる
  • 住所を詳しく教えてくれない
  • 勤務先の説明が変わる
  • 休日や勤務時間の説明が合わない
  • 家族を紹介しない理由が毎回変わる
  • 結婚の手続きを先延ばしにする理由が変わる

一つの違和感だけで、 相手がうそをついていると 断定しないようにしましょう。

説明が変わった日時や内容をメモし、 本人へ落ち着いて確認することが先です。

既婚者ではないか心配

  • 自宅へ招かれたことがない
  • 夜間や休日に連絡が取れない
  • 年末年始や連休に会えない
  • 家族や友人へ紹介してもらえない
  • 結婚の具体的な手続きを避ける
  • 住所や勤務先の説明が曖昧
  • 写真を一緒に撮ることを避ける
  • 急な電話や訪問を強く嫌がる

実地調査によって、 対象者が生活している場所や、 頻繁に接触している方を 確認できる場合があります。

ただし、法的な婚姻状態を確定するには、 本人の協力による公的書類の確認などが 必要になることがあります。

別の方と生活している可能性がある

一人暮らしと聞いているにもかかわらず、 自宅へ招かれない、 夜間に連絡が取れないなどの 疑問があるケースです。

複数日の調査によって、 対象者が同じ住宅へ繰り返し出入りしていることや、 特定の方と継続して行動していることを 確認できる場合があります。

ただし、対象者と住宅の居住者との関係まで、 行動だけで断定できるとは限りません。

金銭を繰り返し求められている

  • 事業資金
  • 医療費
  • 家族の借金
  • 結婚式の費用
  • 住宅購入の頭金
  • 投資
  • 保証人
  • 共同名義の契約
  • 海外への渡航費
  • 手続きに必要な費用

金銭を渡す前に、 本人へ資料を見せてもらうことや、 弁護士、警察、 消費生活センターへ相談する方法があります。

消費者トラブルについては、 消費者ホットライン 「188」 から、最寄りの消費生活センターなどへ相談できます。

オンラインや遠距離で知り合った

  • 実際の住所が分からない
  • 勤務先を確認できない
  • ビデオ通話を避ける
  • 会う約束が何度も延期される
  • 会うたびに金銭を求められる
  • 結婚を急がされている
  • 投資を勧められている
  • 海外送金を求められている

会ったことがない相手から、 投資や結婚費用などの名目で 金銭を要求された場合は、 送金する前に警察や 消費生活センターへ相談してください。

詐欺が疑われる場合は、 探偵への依頼だけで解決しようとせず、 警察や消費生活センターへ相談しましょう。

親が子どもの婚約者を心配している

成人した子どもの婚約者について、 親が探偵へ相談することがあります。

ただし、親であっても、 成人した本人や婚約者の生活を 無制限に調べられるわけではありません。

  • 誰が依頼者になるのか
  • 婚約している本人は調査を知っているか
  • 具体的に何を心配しているのか
  • どの事実を確認したいのか
  • 調査結果を誰へ伝えるのか
  • 調査結果を結婚の妨害に使わないか
  • 出身や家柄による差別が目的ではないか

「何となく気に入らない」という理由ではなく、 結婚後の安全や生活に関わる 具体的な疑問を整理する必要があります。

結婚前調査を断られる可能性があるケース

差別につながる身元調査

  • 出身地域を理由に結婚へ反対する
  • 家柄や血筋を確認する
  • 人種や民族を理由に判断する
  • 思想や信条を調べる
  • 病歴や障害を理由に排除する
  • 家族や親族の事情を理由に結婚を妨げる
  • 特定の地域と関係があるかを調べる

出身地域などを理由に結婚へ反対することは、 不当な差別や人権侵害につながる問題です。

ストーカーや嫌がらせ目的

  • 連絡を拒否された相手を監視する
  • 婚約を解消した相手の居場所を知る
  • 相手や家族へ押しかける
  • 復縁を迫るために調べる
  • 調査結果をSNSへ掲載する
  • 相手の新しい交際相手を突き止める
  • 相手の勤務先へ繰り返し連絡する

結婚を考えていた相手であっても、 すでに接触を拒否されている場合は、 調査を依頼できないことがあります。

脅迫や金銭の取り立てに使う目的

  • 相手を脅す
  • 金銭を無理に取り立てる
  • 勤務先へ押しかける
  • 家族へ情報をばらまく
  • 財産を奪う目的で使う
  • 調査結果を公開すると伝えて金銭を要求する

調査対象者との関係を説明できない

  • 対象者との関係を説明できない
  • 調査する理由を説明できない
  • 本人確認書類を提示しない
  • 調査結果の利用目的を答えない
  • 依頼者本人が相手から接触を拒否されている
  • 相手へ危害を加える可能性がある
  • 調査後に何をするか説明できない

探偵業者は、 調査結果が犯罪や違法な差別などに使われると 知った場合、その調査を行えません。

結婚前調査で依頼できない・避けたい方法

戸籍や住民票の不正取得

探偵だから、 他人の戸籍や住民票を 自由に取得できるわけではありません。

第三者による戸籍証明書の請求は、 自分の権利の行使や義務の履行などに 必要であるといった、 正当な理由がある場合に限られます。

「探偵だから戸籍を取れます」

「本人に知られず婚姻歴をすべて確認できます」

このような説明を受けた場合は、 具体的な取得方法と適法性を確認してください。

LINEやメールへの無断ログイン

  • LINE
  • メール
  • SNS
  • クラウドサービス
  • 通販サイト
  • 金融サービス
  • 位置情報サービス

本人のIDやパスワードを使い、 無断でアカウントへログインする方法を 依頼してはいけません。

公開されているSNSを見ることと、 本人しか利用できないアカウントへ 入ることは別です。

銀行口座や信用情報の不正取得

正確な預金残高、借入残高、 クレジットカードの利用状況などは、 本人の協力なしに自由に取得できる 情報ではありません。

結婚後のお金について心配がある場合は、 本人に説明し、 本人が取得した書類を一緒に確認する方法を 考えましょう。

本人が書類を見せないという事実も、 結婚について話し合うための 一つの情報になります。

病歴や診療記録の取得

病歴、診療情報、障害などは、 不当な差別や偏見につながらないよう、 特に慎重な取扱いが必要な情報です。

健康や治療について 結婚前に確認したいことがある場合は、 秘密に調べるのではなく、 本人と話し合うことが基本です。

他人の住宅や敷地への無断立入り

  • 他人の住居
  • マンションの居住者専用部分
  • 月極駐車場
  • 勤務先の関係者専用区域
  • 宿泊施設の客室
  • 立入禁止区域
  • 私有地

調査対象者が住宅へ入ったからといって、 調査員が後を追って 建物内へ入れるとは限りません。

違法な位置情報の取得

車や持ち物へ機器を取り付ければ、 どのような状況でも 追跡できるわけではありません。

対象となる物の所有者、管理者、 設置場所、対象者との関係などによって 問題が生じる可能性があります。

「簡単に取り付けられるから大丈夫」と判断せず、 調査方法の説明を受け、 不安がある場合は弁護士へ確認してください。

結婚前調査で依頼できない方法を説明する運営者
トレタンチェック

探偵業の届出は、 相手の個人情報を自由に取得できる 許可ではありません。

また、結婚前という理由だけで、 相手の家族、病歴、信条、出身などを 秘密に調べてよいわけではありません。

「何でも調べられます」という事務所ではなく、 調査できない内容と、 その理由を説明する事務所を選びましょう。

結婚前調査を依頼するリスク

相手との信頼関係が悪化する

調査していたことが相手に分かった場合、 婚約や交際関係に影響する可能性があります。

たとえ疑問が解消したとしても、 「信頼されていなかった」と 受け取られることがあります。

探偵へ依頼する前に、 本人と話し合えることが 残っていないかを確認しましょう。

調査結果を自分の推測に合わせてしまう

一つの行動だけを見て、 浮気、うそ、二重生活などと 断定しないことが大切です。

たとえば、異性と食事をしていたことが確認できても、 友人、同僚、親族、 取引先などの可能性があります。

自分が考えていた結論に合わせるのではなく、 確認できた事実をそのまま見ましょう。

別人を対象者と誤認する可能性がある

  • 写真が古い
  • 髪型が変わっている
  • 似た方がいる
  • マスクや帽子を着用している
  • 建物の出入口が複数ある
  • 車両情報が古い
  • 同姓同名の方がいる

最近の写真や現在の服装、 車両情報などを できるだけ正確に伝えましょう。

調査しても価値観までは分からない

  • 金銭感覚
  • 家事の分担
  • 子どもについての考え方
  • 仕事の続け方
  • 親族との付き合い
  • 住む場所
  • 休日の過ごし方
  • 介護についての考え方
  • 借入れに対する考え方
  • 結婚後の貯蓄

探偵による調査だけで、 結婚後の相性や幸福を 判断できるわけではありません。

費用が増える可能性がある

調査目的を決めずに、 平日も休日も長時間調査すると、 費用が増える可能性があります。

「問題がないことが分かるまで調べる」という契約では、 調査終了の条件が曖昧になります。

何が確認できれば調査を終了するのかを、 契約前に決めましょう。

結婚前調査の料金はいくら?

公的な全国平均はない

結婚前調査について、 公的機関が示した全国共通の 平均料金は確認できません。

料金は、主に次の内容で変わります。

  • 調査内容
  • 調査時間
  • 調査日数
  • 調査員数
  • 車両数
  • 調査地域
  • 対象者の移動方法
  • 公開情報の確認範囲
  • 深夜・早朝の対応
  • 交通費
  • 高速道路料金
  • 駐車料金
  • 宿泊費
  • 写真や動画
  • 報告書
  • 追加調査

「結婚前調査一式」と記載されていても、 何が含まれるのかは 探偵事務所によって異なります。

主な料金体系

料金体系 主な特徴
時間料金型 調査員数と調査時間をもとに計算する
パック料金型 一定の時間や日数をまとめて契約する
一式料金型 調査全体の総額を提示する
基本料金+実費 基本料金に車両費や交通費などを加算する
成功報酬を含む契約 契約した成功条件を満たした場合に発生する

結婚前調査では、 「成功」の意味が曖昧になりやすい点に 注意が必要です。

  • 勤務先と聞いている建物への出入りを確認した
  • 特定の住宅への出入りを確認した
  • 同行者を確認した
  • 同行者の身元につながる情報を確認した
  • 説明と異なる行動を確認した
  • 調査期間内に問題と思われる行動が確認されなかった

「何も見つからなかったこと」を 成功とする契約では、 何日、何時間調査すれば 成功と判断するのかを確認しましょう。

見積書で確認したい項目

  • 相談料
  • 基本料金
  • 調査員数
  • 調査員1名あたりの料金
  • 最低契約時間
  • 延長料金
  • 深夜・早朝料金
  • 車両費
  • 交通費
  • 高速道路料金
  • 駐車料金
  • 宿泊費
  • 公開情報の確認費
  • 報告書作成費
  • 写真や動画のデータ費
  • 成功報酬
  • キャンセル料
  • 解約料
  • 支払い上限

合計金額だけでなく、 同じ調査日時、時間、 調査員数、報告内容で 比べることが大切です。

結婚前調査は何日かかる?

公式な全国平均はない

調査期間は、 確認したい内容によって変わります。

特定の日の勤務先への出入りを確認する場合と、 生活パターンを確認する場合では、 必要な日数が異なります。

一日で確認しやすい内容

  • 指定日の勤務先への出入り
  • 退勤後の行動
  • 特定の予定が事実か
  • 指定日の立ち寄り先
  • 誰かと会う予定がある日の行動
  • 出張と説明されている日の行動
  • 休日出勤と説明されている日の行動

調査日に本人が予定を変更した場合は、 確認したい行動が 起きないことがあります。

複数日が必要になりやすい内容

  • 普段の生活状況
  • 特定の住宅への継続的な出入り
  • 定期的に会っている相手
  • 平日と休日の行動の違い
  • 勤務状況のパターン
  • 特定の行動が継続しているか
  • 一人暮らしと説明されている住所で生活しているか

一日の行動だけで、 普段の生活全体を 判断しないようにしましょう。

調査日を絞る

  • 連絡が取れなくなる曜日
  • 会えない日
  • 出張と説明されている日
  • 休日出勤と説明されている日
  • 不自然に帰宅が遅くなる日
  • 普段と違う服装をする日
  • 車を使用する日
  • 急に予定を変更する曜日

長く調べれば必ず正確になるとは限りません。 確認したい行動が起きる可能性の高い日時を 整理しましょう。

結婚前調査を依頼する前に準備したい情報

対象者の基本情報

  1. 氏名漢字と読み方を分かる範囲で整理します。
  2. 年齢生年月日が分かる場合は伝えます。
  3. 最近の顔写真現在の髪型が分かる写真を用意します。
  4. 全身が分かる写真身長や体格を確認しやすくなります。
  5. 身長・体格おおよその情報でも整理します。
  6. 髪型最近変えた場合は現在の状態を伝えます。
  7. 眼鏡の有無普段使用しているか確認します。
  8. 現在聞いている住所本人から聞いた情報として伝えます。
  9. 勤務先会社名と所在地を分かる範囲で整理します。
  10. 通勤経路利用する交通機関や駅を整理します。
  11. 使用する駅乗り換え駅も分かれば記録します。
  12. 使用車両車種や色を伝えます。
  13. 車両ナンバー正確に分かる場合は記録します。
  14. 普段の服装仕事着やよく使うかばんも伝えます。
  15. よく行く場所日常的に利用する店舗などを整理します。
  16. 連絡が取れない時間帯曜日や時間帯を記録します。

すべての情報が そろっていなくても相談できます。

分からない情報を推測で埋めず、 「本人から聞いている情報」 「確認できた情報」 「分からない情報」を分けて伝えましょう。

依頼者との関係

  • 交際期間
  • 婚約の有無
  • 結婚予定日
  • 同居の有無
  • 相手の家族へ会ったことがあるか
  • 共通の友人がいるか
  • 相手から金銭を求められているか
  • すでに共同契約をしているか
  • 相手から接触を拒否されていないか
  • 以前に婚約を解消したことがあるか

対象者との関係や現在の交際状況は、 調査を受けられるかどうかにも関わります。

調査目的に関する情報

  • 何を確認したいか
  • なぜ疑問を持ったのか
  • 本人から聞いている説明
  • 確認できた事実
  • 第三者から聞いた情報
  • 依頼者の推測
  • 希望する調査日
  • 調査結果の利用目的
  • 希望予算
  • 支払い上限

「うそをついていると思う」と 結論だけを伝えるのではなく、 どの説明と、どの事実が合わないのかを 整理します。

事実と推測を分けて相談する

分類 記載例
本人から聞いた説明 平日は都内の会社へ出勤している
確認できた事実 平日の昼間に何度も連絡が取れない
第三者から聞いた情報 以前の勤務先はすでに退職したと聞いた
依頼者の推測 勤務先についてうそをついていると思う
確認したいこと 平日の出発先、移動先、勤務先への出入り
結婚前調査の相談前に整理する内容を説明する運営者
トレタンチェック

「既婚者だと思う」 「仕事をしていないと思う」と断定するのではなく、 どの説明と、 どの事実が合わないのかを整理しましょう。

探偵へ伝えた推測は、 調査結果ではありません。

探偵へは、結論ではなく、 本人から聞いている説明と、 確認したい行動を具体的に伝えることが大切です。

結婚前調査の一般的な流れ

  1. 相談 対象者との関係、婚約状況、調査したい理由を伝えます。
  2. 調査目的の確認 差別、嫌がらせ、ストーカーなどに使う目的ではないか確認されます。
  3. 本人との話し合いで確認できることを整理 書類や説明で確認できることと、実地調査が必要なことを分けます。
  4. 対象者情報を整理 写真、住所、勤務先、車両、予定などを確認します。
  5. 調査日時と方法の提案 確認したい行動が起きる可能性の高い日時を選びます。
  6. 見積もり 調査員数、車両、調査時間、実費などを確認します。
  7. 重要事項の説明と契約 調査内容、料金、解約条件などを書面で確認します。
  8. 調査開始 契約した開始地点と時刻から調査を行います。
  9. 途中報告と延長判断 予定外の移動や延長が必要な場合の連絡を受けます。
  10. 報告書の受取り 確認できた事実、写真、確認できなかった内容の説明を受けます。

1.相談

対象者との関係、婚約状況、 調査したい理由を伝えます。

本人確認書類の提示を 求められることがあります。

2.調査目的の確認

調査結果を、差別、嫌がらせ、 ストーカー、脅迫などへ使う目的ではないか 確認されます。

探偵業者は、 違法な目的に調査結果が使われると知った場合、 その調査を行えません。

3.本人との話し合いで確認できることを整理する

  • 本人へ質問する
  • 本人が取得した書類を確認する
  • 結婚後のお金について話し合う
  • 親族との関係を聞く
  • 結婚歴や子どもの有無を確認する
  • 勤務状況について説明してもらう

本人の協力で確認できる内容と、 実地調査が必要な内容を分けます。

4.対象者情報を整理する

写真、住所、勤務先、 車両、予定などを確認します。

情報が古い場合は、 いつ確認した情報なのかを伝えましょう。

5.調査日時と方法の提案を受ける

  • 自宅から調査を始める
  • 勤務先付近から始める
  • 待ち合わせが予想される場所から始める
  • 退勤時刻より前から始める

対象者が出発したあとに調査を始めると、 移動先を確認できないことがあります。

6.見積もりを確認する

  • 調査員数
  • 車両数
  • 調査時間
  • 基本料金
  • 延長料金
  • 交通費
  • 車両費
  • 報告書作成費
  • キャンセル料
  • 支払い上限

追加で発生する可能性がある料金も 確認しましょう。

7.重要事項の説明を受けて契約する

探偵業者には、 契約前に重要事項を書面で説明し、 契約後には契約内容を明らかにした 書面を交付する義務があります。

契約書面には、 調査内容、期間、方法、報告方法、 料金、解約条件、調査資料の処分などが 記載されます。

急いでいても、 契約書を読まずに署名しないようにしましょう。

8.調査を開始する

契約した開始地点と時刻から 調査を行います。

対象者が現れなかった場合や、 別の出口から出た場合の対応も、 契約前に確認します。

9.途中報告と延長を判断する

  • 対象者が予定外の地域へ移動した
  • 契約終了時刻が近づいた
  • 対象者が誰かと合流した
  • 対象者を見失った
  • 調査目的を確認できた
  • 県外へ移動する可能性がある

延長前に依頼者へ連絡するのか、 何時間まで延長できるのかを 決めておきましょう。

10.報告書を受け取る

調査終了後、 確認できた行動、写真、 確認できなかった内容などの 説明を受けます。

写真だけでなく、 時刻、場所、移動経路が つながっているかを確認しましょう。

結婚前調査の報告書に書かれる内容

  • 調査日
  • 調査開始時刻
  • 調査終了時刻
  • 調査開始地点
  • 対象者の服装
  • 移動方法
  • 移動経路
  • 自宅や勤務先への出入り
  • 立ち寄り先
  • 出入りした時刻
  • 滞在時間
  • 接触した相手
  • 同行中の行動
  • 写真
  • 車両情報
  • 対象者を見失った時間
  • 確認できなかった内容
  • 調査終了時の状況

報告書の形式や写真の枚数は、 探偵事務所や契約内容によって異なります。

  • 紙の報告書を受け取れるか
  • PDFで受け取れるか
  • 写真や動画を受け取れるか
  • 追加料金が必要か
  • 受取日
  • 再発行できる期間
  • 調査資料の保管期間
  • 資料を削除する時期

報告書の形式だけでなく、 確認できなかった内容や 記録が途切れた時間についても 説明を受けましょう。

調査結果を受け取ったあとに避けたいこと

すぐに本人を問い詰める

報告書の内容を整理する前に本人へ見せると、 話し合いが難しくなることがあります。

確認できていないことまで問い詰めると、 相手との関係が悪化する可能性があります。

  • 確認できた事実
  • 調査員の見解
  • 自分の推測
  • まだ分からないこと
  • 本人へ確認したいこと

家族や友人へ広く送る

調査報告書には、 対象者だけでなく、同行者、 店舗、車両などの情報が 含まれる場合があります。

相談する必要がある方にだけ共有し、 グループメッセージなどで 広く送らないようにしましょう。

SNSへ掲載する

写真や報告書をSNSへ掲載すると、 名誉やプライバシーに関する問題が 生じる可能性があります。

一度公開した情報は、 削除しても保存や転載を されることがあります。

調査員の見解を事実として扱う

「親しい関係に見えた」

「一緒に生活している可能性が考えられる」

このような見解と、 確認できた行動は別です。

見解だけを根拠に、 「既婚者だった」 「同居している」と 断定しないようにしましょう。

元データを加工・削除する

写真、動画、報告書の原本は、 そのまま保管します。

一部を切り取ったり、 文字を書き込んだりする場合も、 元のデータを残しておきましょう。

調査結果だけで結婚を決める

調査結果は、 今後の話し合いを考えるための 一つの情報です。

  • 本人の説明
  • 説明が変わった理由
  • 金銭感覚
  • 仕事についての考え方
  • 家事の分担
  • 子どもについての考え方
  • 親族との関係
  • 結婚後の住居
  • 問題が起きたときの話し合い方

利用方法に不安がある場合は、 本人へ報告書を見せる前に 弁護士へ相談しましょう。

結婚前調査を依頼する探偵事務所の選び方

調査目的と対象者との関係を確認する

  • 依頼者の身分
  • 対象者との関係
  • 交際期間
  • 婚約の状況
  • 調査する理由
  • 調査結果の利用方法
  • 対象者から接触を拒否されていないか

目的を確認せず、 料金の説明だけを進める事務所には 注意が必要です。

差別につながる調査を断る

家柄、出身、信条、病歴などを理由にした調査を、 安易に受ける事務所には注意しましょう。

探偵業者は、 調査結果が違法な差別的取扱いへ使われると知った場合、 その調査を行ってはいけません。

調査できない内容を説明する

  • 戸籍を自由に取得できない
  • 銀行口座を自由に調べられない
  • 診療記録や病歴を自由に取得できない
  • 建物内の会話まで確認できない
  • 同行者の氏名が必ず分かるとは限らない
  • 同行者との関係を断定できるとは限らない
  • 対象者を見失う可能性がある
  • 一日の調査で生活全体は分からない

「できること」だけでなく、 「できないこと」を 説明するかを確認します。

調査員数の理由を説明してもらう

  • 対象者が車で移動する
  • 電車を何度も乗り換える
  • 出入口が複数ある
  • 混雑した地域を移動する
  • 対象者が警戒している

なぜその人数や車両が必要なのかを 質問しましょう。

料金を下げるために人数を減らすと、 対象者を見失う可能性が 高くなる場合があります。

標識を確認する

探偵業者は、 営業所の見やすい場所に 定められた標識を掲示します。

ホームページに標識が掲載されている場合は、 営業所名、公安委員会、 受理番号などを確認しましょう。

見積書の内訳を確認する

  • 基本料金
  • 調査員数
  • 調査時間
  • 車両費
  • 交通費
  • 延長料金
  • 報告書作成費
  • 公開情報の確認費
  • キャンセル料
  • 支払い上限

「調査費用一式」とだけ書かれている場合は、 追加料金が発生する条件を 質問しましょう。

複数の見積もりを比べる

  • 調査日
  • 調査時間
  • 調査開始地点
  • 調査員数
  • 車両の有無
  • 希望する報告書
  • 写真や動画
  • 調査終了条件

複数の事務所へ 同じ条件を伝えたうえで比べます。

守秘義務と資料管理を確認する

  • 調査資料を誰が管理するか
  • 写真や動画をどのように保管するか
  • 調査終了後にいつ削除するか
  • 紙の資料をどのように処分するか
  • 第三者へ調査を委託するか
  • 報告書を再発行できる期間

契約前に確認したいこと

  • 調査目的
  • 調査対象者
  • 依頼者との関係
  • 調査できない内容
  • 調査開始地点
  • 調査開始時刻
  • 調査終了条件
  • 調査時間
  • 調査日数
  • 調査員数
  • 調査員数の理由
  • 車両数
  • 基本料金
  • 最低契約時間
  • 延長料金
  • 深夜・早朝料金
  • 車両費
  • 交通費
  • 高速道路料金
  • 駐車料金
  • 宿泊費
  • 公開情報の確認費
  • 報告書作成費
  • 成功報酬
  • 成功の定義
  • 支払い上限
  • 途中報告
  • 延長前の連絡
  • 対象者を見失った場合の対応
  • 見失った時間の料金
  • キャンセル料
  • 解約料
  • 報告書の受取日
  • 写真や動画の受取方法
  • 調査資料の保管期間
  • 調査資料の削除方法

合計金額だけでなく、 何を確認するための契約なのか、 どの時点で調査を終了するのかを確認しましょう。

相談前チェックリスト

  • 結婚前に確認したい理由を整理した
  • 対象者との関係を説明できる
  • 婚約の状況を整理した
  • 本人と話し合った内容を整理した
  • 本人から聞いた説明を整理した
  • 確認できた事実を整理した
  • 第三者から聞いた情報を整理した
  • 自分の推測を分けた
  • 確認したい行動を決めた
  • 最近の写真を用意した
  • 現在聞いている住所を整理した
  • 勤務先を整理した
  • 通勤方法を整理した
  • 使用する駅を整理した
  • 車両情報を整理した
  • よく行く場所を整理した
  • 連絡が取れない日時を整理した
  • 調査したい日を決めた
  • 調査開始地点を考えた
  • 調査終了条件を考えた
  • 調査結果の利用目的を整理した
  • 希望予算を決めた
  • 支払い上限を決めた
  • 調査員数を確認する
  • 追加料金を確認する
  • 見失った場合の対応を確認する
  • 報告書の内容を確認する
  • 調査資料の保管期間を確認する

すべてそろっていなくても相談できます。

分からない情報は推測で埋めず、 「不明」「本人から聞いているだけ」 「確認できていない」と伝えましょう。

探偵へ質問すること

  • この相談は結婚前調査と素行調査のどちらになりますか?
  • 現在の情報だけで調査できますか?
  • 本人との話し合いで確認した方がよいことはありますか?
  • 対応できない調査内容は何ですか?
  • 戸籍や住民票を取得する調査ではありませんか?
  • どこから調査を開始しますか?
  • 調査員は何人必要ですか?
  • その人数が必要な理由は何ですか?
  • 車両は使用しますか?
  • 最低契約時間は何時間ですか?
  • 延長料金はいくらですか?
  • 延長前に連絡してもらえますか?
  • 交通費や車両費は別料金ですか?
  • 支払う可能性がある上限額はいくらですか?
  • 対象者を見失った場合はどうなりますか?
  • 見失った時間も料金がかかりますか?
  • 調査で分からない可能性があることは何ですか?
  • 途中報告はありますか?
  • 写真や動画を受け取れますか?
  • 報告書には何が書かれますか?
  • 報告書はいつ受け取れますか?
  • 調査結果を本人へ見せてもよいですか?
  • キャンセル料はいくらですか?
  • 調査後の資料はいつ削除されますか?

相談前メモ

相談前メモ
  • 対象者の氏名
  • 読み方
  • 年齢
  • 対象者との関係
  • 交際期間
  • 婚約の有無
  • 結婚予定日
  • 最近の写真
  • 身長・体格
  • 髪型
  • 眼鏡の有無
  • 普段の服装
  • 現在聞いている住所
  • 勤務先
  • 通勤経路
  • 使用する駅
  • 使用車両
  • 車両ナンバー
  • よく行く場所
  • 連絡が取れない曜日
  • 本人から聞いた説明
  • 確認できた事実
  • 第三者から聞いた情報
  • 自分の推測
  • 確認したい行動
  • 希望する調査日
  • 希望する開始地点
  • 希望する開始時刻
  • 希望する終了条件
  • 調査結果の利用目的
  • 希望予算
  • 支払い上限
  • 探偵へ質問したいこと

探偵への相談前整理シート

次の項目をスマートフォンのメモ帳へコピーしたり、 印刷したりして使ってください。

探偵への相談前整理シート
対象者の基本情報
氏名:
読み方:
年齢:
最近の写真:
写真の撮影時期:
身長・体格:
髪型:
眼鏡の有無:
普段の服装:
外見上の特徴:
交際・婚約の状況
交際開始日:
婚約の有無:
結婚予定日:
同居の有無:
家族へ紹介されたか:
共通の友人:
金銭のやり取り:
共同契約:
相手から接触を拒否されていないか:
住所・勤務先・移動情報
現在聞いている住所:
勤務先:
勤務時間:
通勤経路:
使用する駅:
使用車両:
車両ナンバー:
よく行く場所:
気になっていること
説明が変わった内容:
連絡が取れない日時:
会えない曜日:
本人から聞いた説明:
確認できた事実:
第三者から聞いた情報:
依頼者の推測:
確認したいこと:
希望する調査
調査日:
開始地点:
開始時刻:
希望時間:
終了条件:
確認したい場所:
確認したい相手:
希望する写真・動画:
希望する報告書:
途中報告の希望:
予算と契約
希望予算:
支払い上限:
延長の可否:
延長上限:
車両費:
交通費:
キャンセル料:
見失った場合の希望:
探偵へ質問したいこと:

相談先を選ぶ案内

会ったことがない相手から、 結婚費用や投資の名目で 金銭を求められている場合は、 送金する前に警察へ相談してください。

探偵との契約や料金で困った場合は、 消費者ホットライン 「188」 から、最寄りの消費生活センターなどへ相談できます。

よくある質問

結婚前調査とは何を調べる調査ですか?

結婚を考えている相手について、 本人から聞いている説明と 実際の行動に違いがないか、 必要な範囲で確認する調査です。

特定日の移動先、 勤務先と聞いている建物への出入り、 接触した相手、立ち寄り先などを 確認することがあります。

結婚前調査と素行調査の違いは何ですか?

結婚前調査は、 結婚前の疑問を確認するという 調査目的を表す呼び方です。

実際の調査方法として、 素行調査や行動調査が 行われることがあります。

名称だけで判断せず、 調査内容と報告方法を確認しましょう。

相手が既婚者か調べられますか?

行動や生活状況から、 別の方と生活している可能性を 確認できる場合があります。

ただし、住宅への出入りや同行者を確認しただけで、 法的な婚姻状態を 確定できるとは限りません。

現在の婚姻状態を確認する場合は、 本人に公的書類を取得してもらう方法なども 考えましょう。

探偵は相手の戸籍を取得できますか?

探偵だから他人の戸籍を 自由に取得できるわけではありません。

第三者が他人の戸籍証明書を請求するには、 自分の権利行使などに必要であるといった 正当な理由が必要です。

不正な取得方法を説明する事務所には 注意しましょう。

相手の借金や預金を調べられますか?

正確な預金残高、借入残高、 信用情報などを、 本人の協力なしに自由に 取得できるわけではありません。

本人に確認する理由を説明し、 本人が取得した書類を 一緒に確認する方法を考えます。

病歴や障害について調べられますか?

病歴、診療情報、障害などは、 差別や偏見につながらないよう 特に慎重な取扱いが必要な情報です。

秘密の調査ではなく、 本人と話し合うことを基本にしましょう。

家柄や出身地域を調べられますか?

結婚における差別につながる 身元調査は適切ではありません。

特定の地域の出身であることを理由に 結婚へ反対することは、 不当な差別や人権侵害につながります。

勤務先や収入を確認できますか?

勤務先と聞いている建物への出入りを 確認できる場合があります。

ただし、建物への出入りだけでは、 雇用形態、役職、 正確な収入まで確認できるとは限りません。

収入については、 本人の同意を得た書類確認が基本です。

親が子どもの婚約者を調べられますか?

相談はできますが、 対象者との関係、調査目的、 調査結果の利用方法を確認されます。

成人した子どもの婚約者を、 親の希望だけで無制限に 調べられるわけではありません。

出身や家柄などを理由に 結婚を妨げる目的の調査は避けてください。

相手に調査が気づかれることはありますか?

気づかれないことを 保証することはできません。

対象者の警戒、混雑、急な移動、 調査人数などによって、 調査が難しくなる場合があります。

対象者がすでに警戒している場合は、 相談時に伝えましょう。

調査には何日かかりますか?

指定日の行動だけであれば、 一日の調査で確認できる場合があります。

生活パターンや継続的な行動を確認する場合は、 複数日の調査が必要になることがあります。

公的な全国平均はないため、 確認したい行動と 調査終了条件を先に決めましょう。

結婚前調査の料金はいくらですか?

公的な全国平均はありません。

調査時間、調査日数、調査員数、 車両、地域、交通費、 報告書などによって変わります。

複数の探偵事務所へ同じ条件を伝え、 料金の内訳とキャンセル料を比べましょう。

調査結果を本人へ見せてもよいですか?

すぐに見せることで、 話し合い、追加調査、 法的な手続きへ影響する可能性があります。

確認できた事実と推測を整理し、 利用方法に迷う場合は、 本人へ見せる前に弁護士へ相談しましょう。

参考にした公的情報

この記事は、警察庁、 個人情報保護委員会、法務省、 法務局、自治体、国民生活センターなどが 公開している情報を確認し、 トレタン運営事務局が一般の方にも 読みやすい言葉でまとめています。

公的情報の最終確認日:2026年7月24日

この記事は一般的な情報をまとめたもので、個別の事案について法律上の判断をするものではありません。調査方法や結果の利用に不安がある場合は、警察や弁護士などへ相談してください。

TORETANは探偵事務所の情報を掲載する検索サイトであり、調査品質や結果を保証するものではありません。また、契約や調査の仲介は行っていません。

まとめ

結婚前調査は、 結婚を考えている相手について、 本人から聞いている説明と 実際の行動に違いがないかを 確認する調査です。

ただし、相手のすべてを 秘密に調べられるわけではありません。

まずは本人と話し合い、 同意を得たうえで確認できる内容を 整理しましょう。

本人との話し合いで 確認したいことは、次のとおりです。

  • 氏名
  • 住所
  • 勤務先
  • 収入と支出
  • 借入れ
  • 結婚歴
  • 子どもの有無
  • 結婚後の住居
  • 家計の分担
  • 親族との関係
  • 共同名義や保証人
  • 結婚後の働き方

探偵へ相談するときは、 次の内容を整理します。

  • 対象者との関係
  • 婚約の状況
  • 本人から聞いた説明
  • 確認できた事実
  • 第三者から聞いた情報
  • 依頼者の推測
  • 確認したい行動
  • 調査したい日時
  • 調査開始地点
  • 調査終了条件
  • 調査結果の利用目的
  • 希望予算
  • 支払い上限

契約前には、 次の内容を確認します。

  • 調査できない内容
  • 調査時間
  • 調査日数
  • 調査員数
  • 車両数
  • 基本料金
  • 延長料金
  • 交通費や車両費
  • 追加料金
  • 対象者を見失った場合の対応
  • キャンセル料
  • 報告書
  • 写真や動画
  • 調査資料の保管期間

また、戸籍、預金、信用情報、 診療記録などを、 探偵だから自由に取得できるわけではありません。

出身、家柄、信条、病歴などを理由に 相手を排除するための調査や、 ストーカー、嫌がらせ、 脅迫へ使う調査も依頼してはいけません。

調査結果を受け取ったあとも、 確認できた事実と推測を分け、 すぐに本人を問い詰めたり、 SNSへ公開したりしないようにしましょう。

結婚前調査を考えるときは、 不安だけを理由に相手のすべてを調べようとせず、 本人との話し合いを基本に、 結婚の判断に必要な事実だけを 適切な方法で確認することが大切です。

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結婚前調査を相談するときは、 対象者との関係、 本人から聞いている説明、 確認できた事実、 確認したい行動を整理して伝えましょう。

複数の事務所を比べる場合は、 同じ調査日時と条件を伝え、 次の内容を確認します。

  • 調査方法
  • 調査開始地点
  • 調査員数
  • 調査できない内容
  • 料金の内訳
  • 延長料金
  • 追加料金
  • 支払い上限
  • 対象者を見失った場合の対応
  • 報告書の内容
  • 調査資料の保管期間
  • キャンセル料

「何でも調べられる」という説明ではなく、 調査できる内容と調査できない内容を、 契約前に分かりやすく説明する事務所を選びましょう。

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